男と女が体を交わらせるということは、まさしく二人の人間がひとつとなることであり、
肉体的な合体のみならず、個人が醸し出す気と気の融合にも他ならず、例えきっかけが援交でももし気というものが目に見えるならば、交わっている男と女を取り巻く気の流れは、積乱雲や竜巻や台風のような激しい乱気流になっていることだろう。
そんな交わりを何度も重ねた男と女ならば、交わることで相手の心理、体調までも感じ取れるようになっても不思議ではなく、
情交の最中でもどこかしらいつものあなたと違うなと感じたなら、
心理面、体調面でなにか異常があると思ってしまうはず。
気持ちまでもしっかりと繋がっている男女ならばそれをあえて口に出すことは無く、どこがおかしいのまでもなんとなく察知することまでできて、
たとえば体調が悪いのだと感じたならば、そこはかとなく援交相手を配慮する仕草をするようになる。
つまりそんな交わりの理解者がいるならば、なによりも頼りになる存在に違いなく、もしかすれば本人以上に、精神面、体調面を理解し配慮してくれる力強い人となろう。
男のものを胎内奥深くまで取り込んで官能にむせび泣く女。
しかし無意識のうちに、交わっている部分と重ねた肌越しに愛しき男の心と体を診断しているのかもしれない。
その深淵と肌を、聴診器や内視鏡のように使いこなし。
誰よりもこの体を理解してくれる、なによりも専属の看護婦のようなたのもしさ。